こんにちは!ルカススタッフのSumie☆です。
秋分の日を過ぎ、日が暮れるのも随分早くなりました。そんな最近、初めて耳にしたのが「秋うつ」。季節の変化をきっかけにうつのような症状が現れるそうです。なるべく太陽が出ている時間は外に出て、陽を浴びるようにしたいですね。
それでも何だか気が乗らない…パッとしない…という方は、もしかしたらご自身のエネルギー循環が停滞しているかも。
今日はそんな皆さんに毎日がパッと明るくなる「恩送り」と、愛の増幅装置(?)になり宇宙から愛される方法をご紹介します。
恩送りとは?
日本には半返しや3割返しという恩返しの習慣があります。
結婚や出産、新築のお祝いをいただいてお返ししたことがあるという方もいるでしょうか。
この恩返しは、双方の間でエネルギーが往復する一対一のやりとり。エネルギーが行って帰ってくるというシンプルなものです。かつ、お互いに相手が特定できるのが特徴です。
それとは逆に、恩送りは特定の相手ではなく別の誰かに恩を送ること。相手は何人でもよく、不特定多数の人に送れるのが特徴です。必然的に見返りを期待することはできません。
たとえばたくさんの品が並ぶスーパーを思い浮かべてみましょう。
一つ一つの商品にはそれを生産した人、輸送した人、陳列した人…と、実に多くの人の力が背後に隠れています。しかし、その一人一人に「ありがとう」とお礼をするのは至難の業。
ですから私たちは、レジ打ちをしてくれる店員さんに「ありがとう」とあいさつすることで食べ物が手に入ることへの感謝をまとめて伝えることができます。
他にも、いただきます、ごちそうさま、おはようの挨拶や、募金、ボランティア活動など。誰かの幸せを願うことや、見落としがちなところでいうと税金の支払いも恩送りに当たります。
日常には感謝を伝えられる機会がたくさんあることがわかりますね。
恩送りの効果とは?
このように他者との関係性の中で「頂いている」「生かされている」「救われている」という感覚がある人は、受け取ったものと同じか、それ以上のものを周りに還元する力を持っています。
しかし逆に、恩を受けているという感覚に無自覚で、誰のお世話にもなっていないと考えるなら、その人の中にある感謝のエネルギーは乏しくなります。
感謝は目に見えない「愛のエネルギー」そのものですから、その出力が小さい人は宇宙からの愛のエネルギーの入力も小さくなります。
その意味で恩送りとは、愛を周囲に拡散し、光を与えること!
その光に照らされた人は喜びに満たされ、またその喜びが巡り巡って再び自分に返ってきます。
変に「自分が輝こう」「愛されよう」と努力をするより、恩送りをする方が自分を輝かせるには圧倒的近道。そのように生きる人は宇宙にとっての「愛の増幅装置」のようなものです。
「この人に愛を与えるといいことがある」と認識されると、人・もの・お金、必要なものに恵まれます。
一方で世間には「ネガティブの拡張装置」として暗い渦の中を生きる人もいます。
「この人に何を与えてもパーになる」そんな風に認識されるのはつらいですよね。
皆さんは今どちらの状態にあるでしょうか。
愛の拡張装置として生きる人の特徴
恩送りは、受けた愛を拡張・増幅して周囲に与える行為です。
1を10にも100にもできる人、と言うとわかりやすいでしょうか。
与える愛が大きければ、宇宙、そして身近な人に愛されます。
そんな人たちの特徴は以下の通りです。
■どんな時も良いところに意識を向ける
■素直である
■大切なものをわきまえている
■無私、無我
皆さんの周りで輝く人はこんな特徴を持っているはずです。その人の周りにはいつも明るい空気が流れ、その気にあやかりたい!と待ち構えている人が行列を成しているのが想像できます。
また、人生はどれほど成長しても困難やカオスを0にすることはできませんが、愛を増幅できる人は変化する時の中で一喜一憂しない強さを持っているものです。
他にも大切な軸を持っているという特徴も。その対象は家族や部下、ペットなど人それぞれ。守りたい存在がいることで、愛を独占することなく周囲に還元し、ぐるぐると循環する愛の中で生きることができるのです。
ネガティブの拡張装置になっている人の特徴
こうはなりたくない…と思いながら、知らず知らずのうちにネガティブの引き寄せマシーンになっていることがあります。特徴は以下の通りです。
■悪口ばかり話している
■自分は悪くないと思う
■感謝やお金を素直に受け取らない
■自我が強い
もし一つでも当てはまるなら、その行為は他者から自分にも戻ってきている可能性があります。
また万一、私たちの悪口に賛同してくれる人がいたとしても『この人は誰のことも悪く言う』とレッテルを貼られている可能性も。
人のせいしている内は責任逃れができますし、一時的には楽かもしれません。
しかし恩を仇で返す生き方は宇宙から見放されます。年齢を重ねてもこのように生き続けていると、周りに人がいなくなるのも時間の問題でしょう。
この宇宙では意識を向けたものが拡大するという特徴があります。
どんなに苦しい状況でも、ないものよりあるものに意識を向けていきたいものです。
恩送りをして愛の増幅装置になるには?
もしご自身がネガティブ増幅装置に当てはまっているとしたら‥。
ネガティブのループから脱する方法は1つ。愛に気づくことです。
まずは自分がどれほど愛を受けてきたか振り返ってみることです。
わたしたちの命も含め、身の回りに「あるもの」は全て誰かの愛による創造の産物だということは覚えておきたいこと。
その全てを素直に、感謝の気持ちで受け取ることができるなら、私たちの中にある愛は自然と溢れ出し「与えたい」という人としての自然な欲求が芽生えるようになります。
そのとき、過去の自分の姿は置いておき、素直にその気持ちを表現しましょう。
周りは変化に驚くかもしれませんが、素直さは好意的に受け入れられるものです。これこそ恩送りです。
何に感謝すべきかわからないという方は、1日の終わりに感謝ノートをつけたり、予祝(「今日もいい1日です。ありがとうございます」と始めに祝ってしまうこと)をしたり、神社で浄銭する(見返りを求めないお賽銭でお金を清める)のも恩送りのスタートにおすすめです。
ぜひ愛の増幅にチャレンジしてみてくださいね!
まとめ
恩送りについてご紹介しました。
漫然と生きていると、ついつい日常がつまらなく感じたり、物足りなさを感じることがありますが。私たちの目の前には、いつでもかけがえのないもので溢れています。
知らず知らずのうちに多くの人に支えられていることに気づけたら、みなさんも自然と周りに感謝を伝えたくなるに違いありません♡
季節は冬へ向かい、暗く寒い日が始まりますが。心はパッと明るく!
周囲を照らし、周りも自分も温めていきたいですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました(^^)
ライター:Sumie☆
スワルメディテーション インターミディエイト修了
Instagram:@mana.by.sumie