秋の訪れが待ち遠しい季節になりました。
涼しくなると楽しみなことが増えますね。
食や趣味、紅葉を見にお出かけなど、やりたいことを想像するとわくわく!新しいチャレンジには新しい出会いもつきものです。そして、最高の喜びはいつも未来に待っています。
今回はみなさんのさらなるわくわくのヒントになればと思い、グラウンディングをご紹介します。最後にはおすすめの書籍もご紹介しています。
グラウンディング(グラウディング)とは?
グラウンディングは英語で”grounding”『大地』『地に足を付ける』という意味があります。
これからご紹介するグラウンディングはヒーリングの一つで、「意図的に身体と大地の波長を合わせ心身のバランスをとる」ことを目的としています。
情報化が加速する中、私たちは日々多くの情報を五感からキャッチしています。体もスマホやパソコンから電磁波の影響を受けており、一度入ってきたものはなかなかその日にリセットしにくいもの。
しかし、それらを放っておけば無意識のうちに望まない情報とつながり続け、自分にとって本当に大切なものと「つながれない」状況に陥ります。
グラウンディングは自分を自然な状態に戻し、つながりたいものと「つながれる」状態へと導くものです。
グラウンディングできてる?できてない?
ここで、グラウンディングができていない状態とできている状態、つまり、地に足がついていないときと、ついているときの違いを比較します。
グラウンディング「できていない」状態
・行動力がない
・主体性がない
・不安感が強い
・外的な影響を受けやすい
・ぼんやりしている
グラウンディング「できている」状態
・行動力がある
・主体性がある
・自分に安心できる(失敗が怖くない)
・自分の考えに基づき決定できる
・集中力がある
いかがですか?
今の自分の状態をチェックしてみてくださいね。
グラウンディングした人になると?
グラウンディング「できている」状態になると、みなさんの意識(気持ちや考え)はさらにはっきりしてくるようになります。
それがもたらすメリットは以下のとおりです。
1)主体的に生きられる
忙しく過ごしている私たちですが、一日には選択の機会が何度もあります。何を食べ、誰とどんな時間を過ごし、いつ、どの程度働くのか‥
などなど。何気なく選ぶ選択が、実は育った環境や思い込みに左右されていることは多いものです。
グラウンディングができると、外的な影響を受けながらも、選択の理由の中心に自分を置くことができ、主体的に行動ができるようになります。
2)オーラが変わる
主体的に生きるということは、行動の中に自分の意思や気持ちを強く織り込めるようになる、ということです。
意思のある行動にエネルギーが流れますから、その回数が重なれば重なるほど自分が帯びるエネルギー場も特有のものに変化します。
ちなみに、このエネルギー場のことをオーラと言います。グラウンディングができるとオーラも変わります。
3)出会いが変わる
オーラは日によって色が変わるという特徴の他に、集中力によって小さくも大きくもなるという特徴があります。
そして、その大きさや質によって他者に与える影響が変わり、周囲から見える自分の姿というものも変化します。
また、オーラは言葉以上に真実を語るものです。言葉や振る舞いで自分を取り繕おうと、オーラは嘘をつきません。
ですから、自分の意思に基づいて行動、選択していくほうが、自分と合う魅力的な人や物との出会いを引き寄せやすくなります。
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いかがですか?
自分のオーラの大きさがどれくらいで、どんなイメージを人に見せているか?あまり考えたことはないかもしれませんね。
人に見られていないときの意識や行動もオーラには反映されますから、活動しているときは常に自分の振る舞いに気を配りたいものです。
グラウンディングをはじめよう!
簡単な方法を4つご紹介します。
全てに共通するのは、自然と波長を合わせアンバランスになった心身を本来の状態にととのえていくこと。
主体的に生きるためにも、まずは心身の不要なゴミをデトックスすることがグラウンディングのスタートです。
1)はだしで土の上を歩く
自然を育む大地に波長を合わせます。
土中には様々な菌がいますから、はだしで土の上を歩くことで足裏の老廃物がデトックスされます。
また、体内に溜まった静電気も足底から放電することが可能です。
このほか、草むしりやガーデニングで土に触れるのも効果的。
理屈抜きに、デジタルな時間、街や都市の喧騒、スピード感から離れていくのはとても清々しい時間です。
2)はだしで海、砂浜を歩く
生命の源、大海と波長を合わせます。
太陽、風、波など、広大な自然のエネルギー場の恩恵を受け、脳波や心身をリラックスする効果があります。
何より、空気の美味しさ。日常の忙しなさとのギャップに気付かされ、その乖離を海岸のエネルギーが埋めてくれます。
3)グラウンディングしている人や動物に触れる
自然に近い波長をもつ人や生き物に触れることで、不安定になっていた自分の波長をととのえます。
ペットとふれあい、癒されるのはまさにグラウンディングの効果そのもの。毎日お互いに労わり合うといいですね。
4)瞑想する
グラウンディング瞑想といいます。
胡坐で座るか、両足をしっかり床につけて立ちます。軽く目を閉じ、吐く息で足もとから大地に根っこを張るイメージを。
吸う息でその根っこから新鮮なエネルギーを吸収するイメージをします。
身近に自然がないよという方も、これならいつどこでもグラウンディングできます。
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以上です。
グラウンディングは、自分の、自分による、自分のためだけの癒し。誰かに理解されることを求めず、自分の足が向かう場所、方法で思う存分自分の意識を解放していきましょう。
まとめと、おまけ
グラウンディングができると、自分の意識に基づく行動、そして選択ができ、それによってオーラが変わり、出会いを左右することがわかりました。
いま迷いの中にある方、人に流されて悩んでばかり‥という方は、少しの刺激で萎れてしまう根無し草のような状態にあるかもしれませんね。
しかし、その迷いは糧にもなるものです。落ちるところまで落ち、とことん傷付くことで芽生える底力というものが間違いなくあります。
私事ではありますが、30歳半ばを過ぎてやっとその底力が湧いてきたような気がします。
まだまだ根っこが弱く自分のしていることが正解かわからなくなるときもありますが‥。
しかし、そうして悩むことさえ正解だと思わせてくれる一冊の本がありました。
女性向けではありますが、おすすめしたいのがジェーン・スーさんの『闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由』(2023,文藝春秋)。
いまを時めく13名の著名人について、光が当たるまでの地道で困難な軌跡について綴られています。
読めば読むほど、壁にぶつかり、悩みもがくことの意義の深さを感じられる一冊でした。
きっとみなさんの迷いも、これから美しい花を開かせる準備期間に違いありません。
自分の感覚を信じられるのは自分しかいないですから、そこに根を張り、いまいる場所から一歩を踏み出していきたいですね。
みなさんのオーラがより一層輝くことを願っています。
ライター:Sumie☆
スワルメディテーション インターミディエイト修了
Instagram:@mana.by.sumie