【油いらずで簡単ヘルシー! LUCASあかもく出汁餡があったか美味しい 蒸し蓮根まんじゅう 】
こんにちは。
おうちお出汁研究家の峰村咲子です。
毎月旬の食材を使ったお料理レシピとコラムをお届けしている
Lucas Recipeですが、今回は蓮根を使ったレシピをご紹介します。
秋冬が旬の蓮根ですが、
切って焼いてもよし、蒸してもよし、揚げてもよし、
調理によっても食感が変わるのでずっと楽しめる食材ですね。
今回はすりおろしてモチモチっとした食感を楽しみつつ
蓮根の栄養をしっかりいただいていきたいと思います。
また、今回はLucasのあかもく出汁を使って
簡単あんかけも作りますよ。
寒い時期はあつあつのお出汁をあんかけにしてあげると
からだもぽかぽかして体に染み渡る美味しさを感じられますよね。
LUCASあかもく出汁は無添加なのにきちんとコンソメに似た味わいがあるので
これだけでもしっかり美味しいあんかけに仕上がります。
お鍋ひとつで簡単15分くらいで出来てしまう一品なので
【油いらずで簡単ヘルシー!あかもく出汁餡があったか美味しい蒸し蓮根まんじゅう 】
材料(2人前)
作り方
作り方はYouTubeでもご覧いただけます!
-
1)れんこんの下準備
蓮根は皮をむき、1?幅くらいの薄切りを1枚だけ用意する。
また、飾り用にスライサーで4枚ほどスライスしておく。残りは全てすりおろす。
-
2)残りの材料を切る
きのこは食べやすい大きさに切り、むきえびも食べやすいように小さく切り揃える。
三つ葉は最後に散らせるように2~3?幅くらいに切り揃える。
1で用意した1?幅の蓮根も小さく切り揃える。
-
3)混ぜ合わせる
すりおろした蓮根に片栗粉と塩を加え混ぜ合わせる。
-
4)器もしくはラップに盛る
器もしくはラップに?で切った具材と?のすりおろし蓮根を盛る。
-
5)蒸す
大きめの鍋で湯を沸かし、沸騰したら弱火にして?のうつわを入れる。
ふたをして10分ほど蒸す。
-
6)あんかけを作る
蒸し上がった蓮根まんじゅうに餡をかけて完成。
-
ポイント
・えびが苦手な方は鶏ひき肉を入れても美味しい。
その場合は事前に軽く炒めるかサッと茹でてください。
・蓮根をすりおろしたとき、水分が多い場合は軽く絞ってください。
・水溶きくず粉を入れるときは必ずスープは沸騰させてください。
(沸騰していないとしっかりとろみがつきません)
-あとがき-
冬のはじめからだの疲労回復は旬の食材とあったかお出汁で!
10月、11月と秋から冬に変わるこの時期、
体調を崩されるかたも多いと思います。
暑かったり急に寒くなったりと日々の温度差に
からだがついていかず、疲れてしまうんですよね。
からだが疲れたり外からのストレスにさらされると
胃腸の働きを弱り、お腹がなんだか重たくなったり。
最近そんなことを感じたことはありませんか?
季節の変わり目は体調を崩しやすいので
ぜひ毎日の食事を大切にしていきましょう。
大事なポイントは
・旬の食材から栄養をいただくこと
・ホッと温まる食事をすること
です。
旬の食材にはその季節に必要な栄養素がたっぷりつまっています。
今回使ったれんこん<は、
抗酸化作用のあるビタミンCが多く含まれていますが、
ムチンというネバネバした成分は胃の粘膜を守ってくれる働きがあります。
まさにこの時期の胃腸疲れにはもってこいの食材ですよね!
すりおろすとよりこのムチンを効率よくいただくことができますので
今回の蓮根まんじゅうはからだをいたわるのにぴったりです♪
里芋にもムチンが含まれていますので、
その季節のものをいただくことは本当に大切ですね。
反対に、季節はずれの食材をいただくと
実はその食材のちからが逆効果になってしまうことがあるのです。
たとえば、
トマトってビタミンたっぷりのイメージだと思いますが、
トマトの旬は夏、ですよね。
夏に採れる野菜はからだを冷やしてくれる効果があります。
なので、いくら栄養がたっぷりのトマトでも
冬に食べてしまうと余計にからだを冷やしてしまうのです。
体温が下がってしまうと免疫力も低下しますし、
血の巡りも悪くなってからだに栄養が行き渡らなくなってしまいますね。
そうすると、かえって風邪をひいてしまったり、
冷え性の悪化につながってしまう可能性が…。
なので、秋冬の寒い時期にはぜひ
蓮根や大根、里芋などの根菜類をいただくようにしましょう。
そして、温かい調理をしていただくことも大切です。
ほかほかのお出汁で具だくさんの豚汁やけんちん汁にしてもいいですし
あったかいあんかけを蒸した野菜にかけても美味しいですね。
さきほど例に挙げたトマトも、
もし冬に食べたい場合は温かく調理して召し上がってみてください。
お出汁でコトコト煮てスープみたいにしてもいいですし、
トマト鍋だったら温かくいただくことができますよね。
こんな風に日々の調理法も季節によって変えていきましょう。
季節に合わせた食事を摂る意識をすることで
あなたの日々の体調もガラッと変えることができますよ^^
ちなみに今回のあんかけレシピではくず粉を使いましたが
これもからだを温める秘訣のひとつ。
とろみづけ、というと片栗粉のイメージがあるかと思いますが、
片栗粉はからだを冷やす作用があると言われています。
反対にくず粉はからだを温める作用があると言われているので
冬にいただくのにぴったりなんですね。
よく「くず湯・しょうが湯」という言葉や
商品を見かけたことはありませんか?
あれこそまさに冬の時期にからだを温めるために飲むものですね^^
昔からくずはからだを温めるとされてきているのです。
こんな風に、日々口にする食材を変えるだけで
私たちのからだは生まれ変わることができます。
食事への意識の仕方さえ知ってしまえば、
体調が悪くなったときにもすぐに意識をすることもできますね^^
ただ、1回だけの食事ではなかなか変えられないので
毎日少しずつ意識をしていきましょう。
この冬の時期は今回お伝えした、
・旬の食材を食べる
・温かく調理して食べる
この2つをぜひ意識することが一番簡単で効果的だと思っています^^
みんなで旬の食材をいただき、
体ほっこり心地よく過ごしていきましょう^^
疲れたときはゆっくり休んで、くれぐれもご自愛くださいね!
それでは、また!
出典
・葛は身体を温め、片栗粉は身体を冷やす|マクロビ・オーガニック・食品・手当てなどをし、自己治癒力サポート情報
・おすすめの旬の食材|名古屋薬業健康保険組合

峰村咲子
ほぼ毎日お出汁を引いている、お出汁を愛する料理家。
自身の肌トラブルや生理不順に悩み、栄養学にもとづいた食事法を学び資格を取得。
その後、健康的な料理のまま家族にも美味しいと言ってもらいたく、お出汁の研究を始める。
現在は京都市にて、美味しいお出汁の引き方やお出汁を活用したごはんを伝える料理教室を主宰。
>> 京都のお出汁教室 TORICO
>> 峰村咲子先生の公式チャンネル
>> 峰村咲子先生のInstagramはこちら
